患者に嫌われる医師は多い。嫌われる理由は「高圧的な口調」や「患者の話を聞かない」「態度が悪い」など、理由は医師の自業自得とも言える態度にある。医師はいつでも患者を助ける立場にある。それを優位に立っていると勘違いしてしまうのだ。残念なことにこれは医師全般に言えることだが、特に開業してしまえば、我々は“王様”になる。患者に対しても、スタッフや出入り業者に対しても、自分本位の態度で接してしまいがちになる。恐ろしいことだ。
ある日、妻が私に怒りをぶつけてきた。私の開業しているクリニックの場所は自宅の隣町であるため、妻は自宅から通える近所の皮膚科に子供を連れて行ったようだ。
私までとばっちりを受けたのである。私の妻は、元体育会系客室乗務員だ。接客のプロだった仕事柄も手伝って、余計にその医師の態度に腹が立ったのだろう。これで話は終わらない。数日後。
全ての医師がこうとは言わないが、妻の言った最後の一言が当っていると思うのは、私だけではないはずだ。