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患者に嫌われる医師たち

患者が減るクリニックの自業自得

患者に嫌われる医師は多い。嫌われる理由は「高圧的な口調」や「患者の話を聞かない」「態度が悪い」など、理由は医師の自業自得とも言える態度にある。医師はいつでも患者を助ける立場にある。それを優位に立っていると勘違いしてしまうのだ。残念なことにこれは医師全般に言えることだが、特に開業してしまえば、我々は“王様”になる。患者に対しても、スタッフや出入り業者に対しても、自分本位の態度で接してしまいがちになる。恐ろしいことだ。

最も身近な患者、妻の怒り

ある日、妻が私に怒りをぶつけてきた。私の開業しているクリニックの場所は自宅の隣町であるため、妻は自宅から通える近所の皮膚科に子供を連れて行ったようだ。

  • 妻:「医者って本当に最低」
  • 私:「おいおい尋常じゃないな。何があったの?」
  • 妻:「今日行った皮膚科の医者の感じの悪いのなんのって、全く失礼な態度で頭にきちゃう」
  • 私:「どうしたんだ?」
  • 妻:「予約して行ったのに2時間も待たされて、お待たせしました、の一言も無いし。聞こえないような小さな声でブツブツ症状を言って、あげくの果てに、看護師に“おーい、処置”で終わり。一度も私達の顔を見なかったのよ」
  • 私:「それはヒドイね・・・」
  • 妻:「まさか貴方もそんな態度で患者さんに接してるんじゃないでしょうね」

私までとばっちりを受けたのである。私の妻は、元体育会系客室乗務員だ。接客のプロだった仕事柄も手伝って、余計にその医師の態度に腹が立ったのだろう。これで話は終わらない。数日後。

  • 妻:「本当に医者って理解できないわよ」
  • 私:「今度は何が起きたわけ?」
  • 妻:「あの最低な皮膚科の医者、今日はすっごく感じ良かったのよ」
  • 私:「良かったじゃないか」
  • 妻:「良かったじゃないわよ。その日の自分のご機嫌で仕事をされちゃ迷惑よ」
  • 私:「確かに・・・」
  • 妻:「医者って不幸よね、誰からも文句言われないから、自分の愚かさに気付かないのよね」

全ての医師がこうとは言わないが、妻の言った最後の一言が当っていると思うのは、私だけではないはずだ。

 
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